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【豊玉毘売命】古事記のあらすじや鎮座する神社は?分かりやすく簡単に解説!

  • 豊玉毘売命(トヨタマビメノミコト)って一体どんな神様なんだろう?
  • 古事記のあらすじは?

気になりますよね。

  • 豊玉毘売命とはどんな神様?
  • 豊玉毘売命の神話はどんな物語?
  • 豊玉毘売命はどこの神社にお祀りされてるの?

などなど、豊玉毘売命とは一体どんな神様なのか、簡単にシンプルに分かりやすくご紹介します!

豊玉毘売命(トヨタマビメノミコト)とはどんな神様?

 

豊玉毘売命(トヨタマビメノミコト)とは鮫の化身の女神様です。

お父様は海の神様である綿津見神(ワタツミノカミ)でイザナギとイザナミの間に生まれました。

豊玉毘売命は海底の宮殿に住んでいる時に出会った山幸彦と恋に落ち夫婦になります。

宮殿に住んでいる女神様ということで浦島太郎の竜宮城の乙姫様とイメージが重なり合います。

その後二人の間には鵜葺草葺不合命(ウガヤフキアエズのミコト)という子供ができます。

しかし事情があって自分で子供を育てられず、妹に子育てを頼むことになります。

どうして自分で育てられなかったのかは次の古事記のあらすじに書いています。

豊玉毘売命の古事記あらすじ<ざっくり版>

豊玉毘売の古事記の物語のあらすじの概要をざっくりご紹介します。

  1. 海底の宮殿で夫の山幸彦と出会い、3年間幸せな結婚生活を送る。
  2. 兄に会うため地上に帰った夫を追いかけ豊玉毘売も地上へ。
  3. 「自分の姿を見ないように」と夫に告げて出産。
  4. 夫の山幸彦は約束を破りトヨタマビメの本来の鮫の姿を見てしまう。
  5. トヨタマビメは悲しみ子を地上に置いて海の宮殿へ戻る。
  6. トヨタマビメの妹を地上に送り子育てをしてもらう。

以上がざっくりとしたトヨタマビメの神話の流れです。

もう少し詳しく知りたい方は下に詳細を書いています。

豊玉毘売命の古事記あらすじ<詳細版>

海底の宮殿での夫との出会い

トヨタマビメは海底の宮殿に住んでいました。ある日、兄の大事な釣り針を失くしてしまって困っていた山幸彦が宮殿にやってきて二人はたちまち恋に落ちます。

二人は結婚し、幸せな夫婦生活を送っていました。3年が経った頃、夫の山幸彦が兄のことを思い出し塞ぎ込むようになってきました。

トヨタマビメは父に助言を求め、失くしていた釣り針を無事見つけることができました。

夫を追いかけ豊玉毘売も地上へ

夫の山幸彦は釣り針を兄に返すために地上に帰ってしまいます。

トヨタマビメは悲しみ、地上の夫を追いかけて地上に行きます。

山幸彦に再会した時、トヨタマビメは身籠っていました。

トヨタマビメは鵜の羽で産屋を作っている最中に産気づいてしまいます。そして山幸彦にこう言いました。

「自分の姿を見ないように」と夫に告げて出産したが・・

「自分の本来の姿になって子を産むので、決して見ないように」

しかし、山幸彦は不思議に思い中を覗いてしまうのです。

そこで山幸彦が目にしたのは大きな鮫が出産に悶えている様子でした。

そう、トヨタマビメは鮫の化身だったのです。

悲しみ海の宮殿へ戻るトヨタマビメ

本来の姿を夫に見られてしまったトヨタマビメは嘆き悲しみ、生まれたばかりの子を置いて海底の宮殿へ帰ってしまいます。

その時生まれた子供が鵜葺草葺不合命(ウガヤフキアエズのミコト)です。

子の面倒は妹に託すことに

トヨタマビメは心苦しく思い、妹のタマヨリビメを地上に送り、子育てを託します。

その際に山幸彦に向けてこんな歌を送りました。

 😳 トヨタマビメ「今でも愛しく、あなたのことを想っています。」

それに対して山幸彦はこんな風に返しました。

 😥 山幸彦「生きている限り、あなたのことを忘れることはできません。」

切ないですね!

トヨタマビメは単に悲劇のヒロインではなく、山幸彦と結婚することで彼に海の力を与えた福を与える神様とも考えられています。

豊玉毘売命のご利益や保護分野は

  • 農業
  • 漁業
  • 畜産
  • 航海安全
  • 安産守護
  • 縁結び
  • 福の神

など

豊玉毘売命の別名

  • 豊玉姫命
  • 豊玉比売命

など

豊玉毘売命がお祀りされている神社は?

  • 若狭神社(福井)
  • 綿津見神社(高知県)
  • 高忍日売神社(たかおしひめ神社・愛媛県)
  • 与賀神社(佐賀)
  • 海神神社(わたつみ神社・長崎県)
  • 鹿児島神社(鹿児島県)
  • 豊玉姫神社(鹿児島県)
  • その他全国の豊玉姫神社

神社の神様を知るのにおすすめの本

以上、豊玉毘売命についてのご紹介でした。こうして特定の神様が気になるのは何かのご縁かもしれません?

この記事の参考文献はこちらの記事にまとめて記載しています。どの本も神社の神様を知るのに分かりやすく読みやすいのでおすすめです。