この記事ではウマコが食中毒になって入院した体験談をシェアしたいと思います。かかった食中毒は「エルシニア菌」というものでした。
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食中毒で入院した体験談
私の実家は田舎で最近まで井戸水を使っていました。そのお陰か分かりませんが、体に菌でもいて耐性があるのかめったに風邪も引かず病院にお世話になることは今までありませんでした。
今年の夏までは。。。
今年のお盆明け、ある事が原因で1週間の緊急入院することになりました。
ある事とは、お腹の中から「エルシニア菌」という菌が見つかったのです。食中毒の一種のようです。
どこにその菌が潜んでいたのかは特定できないですが、井戸水にもいるそうなのでそれが原因だったのではないかなと考えているこの頃です。
今回はそのエルシニア菌が見つかるまでの出来事を記載したいと思います。
それはある日突然やってきた
お盆明が終わった日曜日の夜、お腹が痛くなった。
「やばい、体が仕事に拒否反応してる・・。もはやこれまでか。」
そう思った。
月曜日の朝、会社に行こうと気力はあるものに
イテテテテ!
だめだ。痛みが昨日より強くなっている。歩けないくらい痛い。
「胃薬もらいに病院行くか。」
それがまさかこんなことになるとは・・。
お医者さんから言われたのは衝撃的な一言。
緊急入院
「今日から緊急入院です。」
いくつかの検査をした後、医師から告げられたのは
「腸がパンパンに膨らんでいますね。今日は帰れないですね。今日からしばらく絶食となります。」
「入院!?絶食!?」
自分では胃が痛いと思っていたのだが、痛みの原因は腸にあるということが分かった。それにしても急に入院、そして絶食だなんて・・。
着の身着のままで入院となった。タオルやパジャマなどの日曜品は1日500円くらいで病院でレンタルすることにした。その他の必要な物は後ほど家族に持ってきてもらいました。
入院に必要なもの
- パジャマ
- タオル
- シャンプー
- 携帯充電器
- 耳栓
検査した内容はこちら
- CT
- 血液検査
- 便
1週間の入院と絶食が始まる
ここから約1週間の絶食が始まる。
もちろん点滴をされているので栄養状態はばっちりなのだが・・
何も食べられない。水とお茶のみ。甘い紅茶が飲みたくて看護師さんに確認したらそれもだめだそうだ。
点滴で多少お腹は膨れるものの、腹は減る。
食事の時間になると隣のベッドのおじさんがおいしそうに食事をしている音が聞こえてくる。美味しそうな匂いもしてくる。
病院の食事はおいしくないイメージがあるけど、こうなったら何でも食べられるだけでありがたい。
お腹が減ってるのに食べられないって、今まで食べるのが当たり前だから考えたことなかった。
診断結果が出た
エルシニア菌に感染していると診断結果が出た。
エルシニア菌って何だ?
調べてみると・・こう書かれています。
「伝搬経路は経口摂取が主です。エルシニア菌は豚・羊・牛などの家畜や犬・猫などのペット、野生動物などの腸管内に広く分布しています。糞便で汚染された食肉、殺菌が不十分な生乳、山水、井戸水やペットなどの動物との接触、感染動物の糞便との接触などが感染源となります。」
情報源は様々見たのでどちらの情報が記憶にないのですが、他にも東京都健康安全センターなどの情報も見ました。
また潜伏期間について下記のように書かれています。
潜伏期間は平均2日~5日と長いのが特徴です
思い当たるふしは・・
お盆に帰省した際、井戸水で作ったお茶を飲みました・・。
井戸水が原因とまでは分からないのですが、他に思い当たるふしがないのです・・。
エルシニア菌は4度以下の冷蔵庫の中でも生き残ると東京都健康安全研究センターのホームページに書かれています。
実はこの話を母にすると、こんなことを言っていました。
「そういえばお茶を飲んだ次の日私もお腹痛くなったのよ。熱も出て。その日、お風呂のお湯がちょっと黄色っぽかったの。」
「お湯が黄色っぽい!?」
もはやその水を飲んではいけないことは明らかだとその時思いました。
実家の水、きっと水質検査もしていないと思います・・。
今まで気にせずに飲んでいたけれど、今後はせめて沸騰した水でないと飲めそうにないです。
実は、井戸水でお腹を壊したのは実は私だけではありません。母は腹痛がひどいので病院に行ったところピロリ菌がいることが判明しました。
もう井戸水は飲めないな・・と実感しました。
井戸水検査をしないといけないなと思い、調べてみると簡易的に検査できるものもネットで買えるようです。
井戸水をまだ飲んでいる方がいらっしゃればご注意を・・・。