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神社にはどんな種類の神様が祀られてる?タイプ別でご紹介

  • 神社にお祀りされている神様の種類って一体どれくらいあるの?
  • 神社には一体どんな神様がお祀りされてるの?

そう疑問に思ったことはありませんか?

神社の神様についてもっと知るためにこの記事では日本の神社でお祀りされている神様の種類についてまとめました。

神社でお祀りされている神様の種類一覧

神社でお祀りされている神様の大まかな種類がこちらです。

大きく分けて、私たちが崇める神様と人間の神様の2種類に分類できます。

私たちが一般的に崇める神様の中には神話に登場する神様の他に外国から来た神様など様々です。

神話などに出てくる神様

  • 日本神話に出てくる神様
  • 神仏習合の神様
  • 外国由来の神様
  • 土着の神様

など。

一方、歴史上の活躍した人物や重要な人物も神様としてお祀りされます。

人間の神様

  • 歴史的人物を神格化した神様
  • 天皇・皇族
  • 英雄
  • 御霊神(怨霊を鎮めるためにお祀りする神様)

など。

その他に「農業の神様」や「台所の神様」など生活の中にも神様が存在します。

しかしこれらの神様をお祀りする時は農業に御利益のある神様を「農業の神様」としてお祀りする場合が多いです。

自然・生活の中の神様

  • 山の神様
  • 火の神様
  • 台所の神様
  • 漁業の神様
  • 芸能の神様

など

では具体的にはどんな神様がいるのかそれぞれの種類の神様を詳しくみていきましょう。

神話などに出てくる神様の種類をタイプ別で説明

私たちが一般的に崇める「神様」と言っても様々な種類の神様がいらっしゃいます。

大きく分けると日本神話・神仏習合・外国由来・土着の4種類に分類できます。

日本神話に出てくる神様

日本神話とは主に『古事記』と『日本書紀』の2つをさします。

古事記とは?

  • 奈良時代の日本で一番古い歴史書。
  • 神話の物語が豊富。

日本書紀とは?

  • 奈良時代の歴史書。
  • 日本の歴史を年月の順を追って記録したもの。

登場する神様や物語はだいたい共通していますが、出来事についての記載は異なります。

神社で見かける難しい名前の神様がこれらの神話に登場する神様です。

神話の中には例えばこんな神様がいます。

  • 天照大神(アマテラスオオミカミ)
  • 伊邪那岐(イザナギ)
  • 月読命(ツクヨミノミコト)
  • 須佐之男(スサノオ)

などなど神話にはた〜くさんの神様が登場します。これらの神様はとても個性豊かでそれぞれ性格の特徴や強みを持っています。

例えば、とても美しい木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)は皇室の祖先と言われる邇邇芸命(ニニギノミコト)に一目惚れされて一晩で身ごもったと言われています。

そんな逸話からコノハナサクヤヒメは縁結びの神様として崇められています。

それぞれの神様にはストーリーがあるのですね。

神仏習合の神様

次が神仏習合の神様についてです。

奈良時代から徐々に日本の神様と仏教の神様は同じであるという説が広まりました。これは明治時代に政府の神仏分離政策が出されるまで続きますす。

神仏習合の名残で神社には仏教の神様と同一視される神様もお祀りされています。

  • 熊野三所権現(くまのさんしょごんげん)=阿弥陀如来、薬師如来、千手観音と同じと考えられている。
  • 金毘羅権現(こんぴらごんげん)=金毘羅とは元はインドのガンジス川に住むワニを神格化したもの。水神として信仰され金比羅山の神様と同一視されるようになった。

権現とは仏教の神様が神道の神様に化身して現れたと考えられて付けられた名前です。

外国由来の神様

神社には元々は外国から来た神様もお祀りされています。例えば七福神の神様のそうです。七福神の中で日本出身は恵比寿様だけです。

  • 大黒天 元々はインドで破壊を司る暗黒の神様。大国主命(オオクニヌシノミコト)と同一視されて信仰されるようになった。
  • 弁財天 インド神話で河川の女神様。
  • 布袋(ほてい)中国の禅の僧侶がモデル。
  • などが外国ら由来の神様の代表例です。

土着の神様

神話に登場しないけれどその地域で信仰されお祀りされている神様もいます。

例えば神奈川県の寒川神社にお祀りされている寒川比古命(サムカワヒコノミコト)・寒川比女命(サムカワヒメノミコト)などです。

神道の神様というと神話の神様が思い浮かぶ方が多いと思いますが、実は海外から来ていたり

神社にお祀りされている人間の神様とは

人間を神様としてお祀りするのは日本の神道特有です。

例えばキリスト教の神(God)と人間の間には明確な区別があるので人間が神(God)になることはできません。

死後に神社でお祀りされるのは天皇家や功績を残した人など歴史的に重要な人物です。

天皇・皇族

天皇がお祀りされている神社の代表例が東京の明治神宮です。明治天皇は明治時代の幕開けに大きく貢献されたとして現在神として人々に崇められています。

歴史的重要人物

神格化された歴史的に重要な人物の代表例は日光東照宮に祀られている徳川家康です。

他には豊臣秀吉(豊国神社)や織田信長(建勲神社)も日本の歴史に偉大な功績を残したとして神様としてお祀りされています。

英雄

歴史的に有名な人物以外にも、英雄として神格化されている神様がいます。例えば靖国神社にお祀りされている、戦争で亡くなった人々の御霊です。

御霊神(怨霊を鎮めるためにお祀りする神様)

昔、怨念を持って亡くなった人の御霊(ごりょう)が災害や疫病などの災害をもたらすと考えられ、その霊を鎮めるために神様としてお祀りされました。

有名なのが北野天満宮に祀られている菅原道真です。

後醍醐天皇により九州の太宰府へ左遷され無念にも亡くなってしまいます。彼の死後、落雷事件を目撃したショックで後醍醐天皇が亡くなるなど良くないことが続きます。

菅原道真の祟りだと恐れられ、鎮魂のために彼をお祀りするようになりました。

このように怨念を持って亡くなった人を鎮めるためにお祀りしている神社が日本各地にあります。

他には早良親王の御霊神社、平将門の神田明神などがあります。

自然・生活の中の神様

最後にご紹介するのが私たちの生活の中に溶け込んでいる神様です。

一般的に日本人はあらゆるものに神様が宿っていると昔から考えてきました。例えば木、石、川、海などなど。

しかしこれらの神様にお祈りする時、背景にはちゃんと名前の神様がいるのです。

例えば神話に出てくる「火之迦具土神(ヒノカグツチ)」は火の神様として知られています。母親のイザナミが彼を出産した際に火が原因で亡くなってしまいます。

私たちは「山の神様」とか「海の神様」と抽象的に考えることも多いと思いますが、実はその神様にはちゃんと名前がある場合が多いです。

日本にはたくさんの種類の神様がいる

以上、神社でお祀りされている神様の種類について紹介させて頂きました。

「神様」と言ってもその歴史背景や特徴は様々です。神話の神様、外国から来た神様、歴史上実在した人物、自然などなど日本の神様の種類はなんと豊かなんでしょう!

今度から神社にお参りに行くときは、一体どんな神様なのか下調べしたり思いを巡らせると楽しいものです。

こちらの記事は参考文献を元に記載しました。他にもこんな神様がいるよ!と追記の情報があればお問い合わせからご連絡頂けると嬉しいです。

参考文献