東北といえばねぶたや竿灯祭りなどの夏祭りが有名ですが、実は他にも素晴らしい冬祭り・雪祭りがたくさんあります。
今回は実際に足を運んで良かった、おすすめできる有名どころの東北の冬祭りを5つ紹介させて頂きます。
日程と感想を記載しているので、予定が合う方はぜひ冬の東北へ足をお運びください!
掲載は日程順です。
Table of Contents
なまはげ柴灯まつり
場所:秋田県・男鹿市
期間:2019年2月8日(金)~2月10日(日)
アクセス:男鹿駅から臨時有料バスで約40分(片道550円)入場料金:協賛金1000円(高校生以下無料)
なまはげ柴灯まつり公式ホームページ:https://oganavi.com/sedo/
概要:男鹿を代表するみちのく五代雪まつりの一つです。
なまはげの神事をアレンジした観光客向けのお祭りです。観光用の行事とはいっても、真山神社にて神事や神楽を奉納して本格的にお祭りは始まります。
神事の後は地元の青年などがなまはげに変化するなまはげ入魂の儀式があります。
なまはげと化し、松明を持って山から降りてくるなまはげの姿は圧巻です。
他にもなまはげ行事の再現やなまはげ踊り、なまはげ太鼓の披露などがあります。
お祭りの最後にはなまはげと写真を撮ったりしてなまはげと触れ合える時間もあります。お祭りをより楽しむには、良い場所取りが重要なので早めに会場に行かれることをおすすめします。
大館アメッコ市
期間:2019年2月9日(土)~2月10日(日)
場所:秋田県・大館市
アクセス:大館駅からバスで約10分
大館アメッコ市公式ホームページ:http://www.city.odate.akita.jp/dcity/sitemanager.nsf/doc/amekkoichi.html
大館市の中心街、おおまちハチ公通りに飴の露天がたくさん並ぶ
見て楽しい、買って楽しい大館市の一大イベントです。
飴の露天の数は100店舗ほど出店されます!
どれも手作りの飴なので、普段買うような飴とは違って
懐かしい味がします。
どうして飴なのか?
それは「このアメッコ市の日にアメを食べると風邪をひかない」という言い伝えがあるからです。
当日は露天にて飴の販売の他、秋田犬とのふれあいや
ダンスのイベントなどもあります。
ちなみに大館市は忠犬ハチ公が生まれた地なんですよ!
アメッコ市の会場は、枝に飴で飾り付けがされたりととてもカラフルです。
(稲穂の代わりに神前に供えられたと言われています。)
飴はすぐ売れてしまうので、午前中に行くことをおすすめします!
上山市民俗行事「加勢鳥」
期間:2019年2月11日(月)
場所:山形県・上山市
アクセス:JRかみのやま温泉駅から上山城まで徒歩約15分
入場料:無料
加瀬鳥公式ホームページ:http://yamagatakanko.com/eventdetail/?data_id=3079
若者がケンダイというミノをかぶり神の使い「加瀬鳥」になります。
朝から夕方まで「かっかっかー」と独特のダンスをしながら市内を巡業します。
五穀豊穣や商売繁盛を願う上山市の伝統行事です。
驚いたことに雪が降るような寒さの中、地元の方はバケツに入った水をひしゃくで加瀬鳥に浴びせるのです。参加する方はもちろん、見ている方まで寒くなるようなお祭りです。
他とは違った風変わりなお祭りを見たい方におすすめです。
横手かまくらまつり
期間:2019年2月15日(金)~2月16日(土)
場所:秋田県・横手市
アクセス:JR横手駅からメイン会場の横手市役所まで徒歩約10分
かまくらの会場はいくつかに分かれており、会場を結ぶシャトルバスあり
入場料:無料 ※かまくらの中に入ってお茶やおもちなどを戴く際は
水上様に気持ちでお供え(寄付金)をする。
横手かまくら祭り公式ホームページ:https://www.yokotekamakura.com/01_event/04_winter/kamakura_kaisai.html
横手市で450年続く伝統行事です。
かまくらの中に水神様を祀り「よい水に恵まれますように」と願います。
中に子供たちが入り、お餅を焼いたり甘酒を振るまってくれてくれます。
会場は6か所に分かれています。
メイン会場は横手市役所付近です。横手駅から歩いて行ける距離ですが、別会場へはシャトルバスでの移動が便利です。
バスは混み合うこともあるので、どのようにルートをまわるか予め決めてからまわることをおすすめします。
八戸えんぶり
期間:2019年2月18日(月)~2月20日(水)
場所:青森県・八戸市
アクセス:JR本八戸駅から徒歩約10分
入場料:無料。更上閣で行われる「お庭えんぶり」は有料です。
八戸えんぶり公式ホームページ:https://hachinohe-kanko.com/10stories/hachinohe-enburi
烏帽子をかぶった大夫による独特な舞が見どころの八戸の郷土芸能です。
力強い舞で春を呼び、豊年祈願をします。他にも着飾った子供たちの舞を見ることができます。
地域ごとに、大夫と子供たちが一団となって八戸市内の様々な場所で舞を披露します。
どちらのグループも完成度がとても高く、お祭りまでに相当練習されたと感じさせられる位素晴らしい舞です。
今でも地域間の強いつながりを持ち、伝統を続ける八戸市のえんぶり、ぜひ一度生でご覧ください。
まとめ
以上、行って本当に良かったと感じる東北の冬祭りを5つ紹介させて頂きました。
東北は夏も熱いですが、冬はまた違った熱さがあります。ぜひ一度東北の冬祭りを見にいらしてください。
その際は、冬靴で来るのをお忘れなく!